基塾長の成績の上がるブログ

名張市内で唯一無二の新型「自立教室」を開塾

キクチ投手が入団記者会見を英語でやった件について

marinersblog.mlblogs.comユーセイ・キクチ投手がシアトル・マリナーズに決まってその入団記者会見の映像を見たんですが、なんとほとんど英語で答えていました。

ブレスの入る場所からしても、きちんとその場で考えている様子で、文法的にもほぼ正しい英語で喋っていて、記者のみなさんにも充分通じているようでした。

その話の中で15歳のときに野球部の佐々木監督(英語でmy mentorと言っていましたね)と将来の目標を決めたときに「メジャーリーグで活躍する」としたとのことで、なかなか素晴らしいと思いました。

おそらく高校一年生の春にそのような話し合いがあったのでしょう。そしてそのときから野球だけでなく英語も勉強してきたというのです。

「超一流の選手たちと英語で話したかったから」だと話していました。

目標を決めることはすごく大事なのですね。

2018年に読んだ本ベスト

ウラミズモ奴隷選挙

あけましておめでとうございます。

昨年読んだ本はマンガ15冊・マンガ以外62冊・・・少ないですね。

去年最初に読み終わったのは「カゲロウデイズ」完結編でした。今読んでいるのは「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」あと数十ページですが、昨年中に読み終わりませんでした。

「カゲロウデイズ」も生徒の中学生から勧められて読んだのですが、「君の膵臓が食べたい」も中三の受験生たちが読んでいたのを、遅ればせながら読みました。本当に新世代の作家たちですが、なかなか面白く読めました。

マンガでは岡田史子吾妻ひでおの名作が復刻されたのがうれしかったです。特に「スクラップ学園」は、文庫でしか読んだことがなかったので、大判で出てしかも新作まで入っていたのでとてもよかったです。

恋は雨上がりのように」が完結しました。アニメにもなったし、とても楽しみにしていたシリーズでしたので、むしろ完結したのが残念でした。

山川直人のマンガはいつも心の奥底に響くのですが「ハモニカ文庫と詩の漫画」が文庫にまとめられて今年の収穫でした。

「ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所」は、ぶっ飛んだミステリで、それがありなら何でもアリになってしまうと言えるのだけれど、妙に論理的なのがすごかったです。

ミステリでは「消えた消防車」が、刑事マルティン・ベックの新訳シリーズで楽しみだったのですが、続刊は出ないということでとても残念です。

コルタサルの「動物寓意譚集」がしっかりまとめられたのが嬉しかった。それぞれの作品は雑誌やアンソロジーで読んでいたのですが、こうして一冊になると読み応えがありました。

レムのコレクションも読み続けたが「主の変容病院・挑発」がホロコーストをテーマにした処女作と最新作のカップリングで、一貫した思索と表現の進化が読み取れました。

「花便り」は「みおつくし料理帖」の後日譚で、楽しみに読んでいたシリーズだったのでとても嬉しかったし、単なるエピローグではなくこれだけでも物語として成立しているところが作者の力量の凄さだと思いました。

米澤穂信の新作はさすがと言えました。これもシリーズ化するんでしょうか。「古典部シリーズ」の新作も早く読みたいところです。

筒井康隆の「不良老人の文学論」も追悼文だらけでしたが、戸川純の「ピーポー&メー」も追悼文だらけで、自分の歳を感じるところです。

そして何といっても日本の問題点を純文学で主張し続ける笙野頼子の最新作「ウラミズモ奴隷選挙」が圧巻の地獄図会でした。

ということでベストランキングは下記のとおりです。

1「ウラミズモ奴隷選挙」笙野頼子

2「スクラップ学園(完全版)」吾妻ひでお

3「君の膵臓がたべたい」住野よる

4「ピーポー&メー」戸川純

5「ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所」ダグラス・アダムズ

6「花便り」髙田郁

7「主の変容病院・挑発」レム

8「動物寓意譚集」コルタサル

9「本と鍵の季節」米澤穂信

10「ハモニカ文庫と詩の漫画」山川直人

 

私も騙されていました(IWC脱退を聞いて)

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うーん。やっぱり食べ物が絡むと騙されやすくなるんでしょうか。

私は鯨の肉が高いのは、品薄だからだと思っていたんですがどうやら違うようです。むしろ鯨の在庫は余っているらしいです。それなら安く放出すればいいと思うのですが、買い占めと同じようなことで、販売量を調整しているみたいです。もちろん商業捕鯨が認められていないので、備蓄をしておきたいという思惑もあるでしょうが、それにしてももう少し安くできるはずです。

こんなことに気づいたのは今回政府が国会にも図らずなんの説明もなくIWCを脱退すると宣言したからです。

私はIWCのような国際団体は条約で出来ているはずだと思いましたので、条約の締結には国会の承認(事後でもいいんですが)が必要だと思っていました。しかしどうやら憲法には条約の締結については書いてあるが、脱退については明文化されていないというのです。いやそんなん普通に考えたら締結に必要なら脱退にも必要やろう、と思うのが常識的な考え方ですが、穴をかいくぐろうとする卑怯なやからには通用しません。

それでは当の条約自体に脱退の条件が書いてあるはずと思って、その条約を読んでみました。すると脱退は政府からの通告でいいと書いてあるんですね。辞めるのはいつでも辞められるということです。ただし云ってすぐということはできなくて、年末までに通告して翌年5月に脱退できるということでした。それで通告を急いでたんですね。

5月以降商業捕鯨を再開するとして、現在の備蓄を放出するという可能性もあります。鯨の肉が安くなれば結構捕鯨業者も良心的ということになりますが、果たしてどうでしょうか。

ヘロンの公式のスモールsってどういう意味でしょうか(誰か教えてくださいm(_)m)

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高一の冬休みの宿題でやってた、3辺の長さが分かっている三角形の面積を求める問題。だいぶ前に習ったところなので、知っているはずなのにどうやら忘れているみたいで、解答を見ながらやっていました。

三角比の単元なので、余弦定理や正弦定理を使って求めるように書いてありましたが、ヘロンの公式を使うともっと簡単に解くことができます。

ところでこの公式の小文字のsがどういう意味なのかよくわかりません。

いや、3辺の和の二分の一ということも分かるし、証明もわかるし、解き方もわかるんです。でも、なぜ小文字のsを使うのかわからないんです。

大文字のSは、スクエアの略で、面積ということです。三角形の辺の長さはふつう小文字でabcと書くのは単にアルファベットの最初の3文字ですよね。

小文字なのは長さだから、そして面積と区別するためということなんでしょうが、なぜsを使うのかがわからないんです。総和のシグマの意味なんかなあとか考えますが、それだと二分の一になるはずです。公式に入れたときに1/2がついていたらめんどくさいからだとも思いますが、それでも確かになぜsなのか分かりません。誰か教えてくださいませんか。(ヤフー知恵袋で聞けって?)

ところで同じような問題が高校入試にも出ていたんですが、中学校では三角比を習わないので、三平方の定理で解きました。計算が非常にめんどくさいです。

やっぱり公式や定理を覚えておくと楽に解けるんですね。

安心してください。新聞記者も英語が読めません。

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当塾では「冬のプレミアム学習会」真っ最中です。きのうものべ11人の生徒さんたちががんばっていました。

高校受験対策のため過去問に取り組んでいる生徒たち。なかなか英作文ができない生徒がいます。問題文に「弟(her brothe)を紹介する」と書いてあるのに「I」を主語にしてしまっています。それはまだいいのですがいきなり「They」が主語になったりしています。正解は「He taught math for me yesterday.」でした。なかなか難しい構文です。

me の前に来るのが to なのか for なのかわからなかったらこの方がいいかもしれません。「He taught me math yesterday.」

英検4級を目指す中学生。一年生なのでまだ学校で習っていない文法が目白押しです。でもなんとかヴォキャブラリーをつけて乗り切ろうとしています。

ところで、FBのMLBのグループに属しているのですが、そこで問題になった記事がありました。

マリアノ・リベラ氏野満票で野殿堂入りならず…米記者 クローザーの過大評価を指摘し票入れずと明かす(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

スポニチの記事のようです。「バルー記者は決してリベラ氏の満票での殿堂入りを拒んだわけではないとしながらも、公平を期するためにすべての候補者に票を入れず、“白票”としたと記事は結ばれていた。」

詳しいことは省きますが、MLBの殿堂入りは75%以上の投票で決まります。今年候補になっているマリアーノ・リベラが、もしかしたら満票で当選するのではないかと言われているのですが、この記者が「白票を入れる」といったので「満票にはならない」というのがこの記事の趣旨のようです。

しかしこの記事の元ネタを読むと・・・

Bill Ballou: Mariano Rivera not getting this writer's Hall of Fame vote - News - telegram.com - Worcester, MA

「Thus, I’m not voting this year. A submitted blank ballot is “no” vote for every candidate, so I’m doing a Switzerland and not sending one at all.」と書いてあるんですね。

これを翻訳機にかけると「したがって、私は今年投票していません。空の投票用紙はすべての候補者に「賛成」投票であるため、私はスイスで投票しますが、まったく投票しません。」となりました。ひ、ひどい訳だ・・・スポニチの記者は翻訳機を使ったのかもしれません。少なくとも原文をちゃんと読めてはいません。 “no”を「賛成」と訳しているのがびっくりしますが、さすがにこの部分だけ翻訳機にかけるとちゃんと「反対」と出ました。全体ではなく、部分的に翻訳機にかけてみることも大切ですね。そこだけ修正すれば、この翻訳でもおおよその意味は取れます。「私は今年投票していません」「まったく投票しません」と書いてあるわけですから、投票自体しないのだと分かるはずです。それを「白票」と捉えたので、変な記事になってしまったのでしょう。

あと、この表現が面白いですね。「 I’m doing a Switzerland」翻訳機はこの「do」の動詞を「投票する」と訳していますが違います。また「a Switzerland」を「スイスで」と訳していますがこれもちがいます。「スイスで」なら「in Switzerland」になるはずです。中学生たちにも「国名の前は in」と教えています。まあ「to」のときもあるんですが・・・。このスイスの前の「a」は、不定冠詞です。つまり「スイス」を固有名詞ではなく一般名詞として扱っているわけです。おそらく比喩的な慣用句でしょう。スイスってどんな国ですか? 「永世中立国」ですね。だから「 I’m doing a Switzerland」は「中立を決め込む」でいいのではないでしょうか。

たかだか野球の記事ですから、多少間違っていても大勢に影響はありません。でも政治的な記事だったら大変なことになります。やはり原典に当たることはとても大切です。

私はMLBの記事は基本的に英語で読んでいます。そのほうが情報が早いですし。今後は「情弱」の意味が変わっていくような気がします。

ヒカシューの21世紀ベストの二枚目

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昨夜はヒカシューのクリスマスライヴでしたが、私は行けませんでした。数年前までは毎年のように行っていたのでしたが、このところ行けていません。

ということで数日おいて21世紀の二枚目に入ります。

1「筆を振れ、彼方くん」

トップにふさわしいノリのいい曲。オープニングインプロに続けて清水さんのキーボードの前奏からこの曲に入ることが恒例になっていた時期があった。曲終りで、歓声や指笛が響き渡るのだ。

2012年のアルバム「うらごえ」に入っている曲だけど、その前から何度かライヴで聴いたことがあるような気がしている。「アリの歌」という認識だったが、実際に歌詞にアリは出てこない。「足」とか「虫」とかは出てくるので、その辺でそう思い込んでいたのかもしれない。

野外ライヴで「雨よ雨よ降れ降れ」という歌詞のところで、本当に雨が降り始めたという伝説もある。

2「なのかどうか」

2013年のアルバム「万感」のテーマ曲。サビと言っていいのかどうかわからないけれど「なのかどうかどうかしたか」という歌詞のところの畳み掛け方が好きで、つい口ずさんでしまう。

3「うらごえ」

タイトル通り裏声で歌う部分がある。アルバムが出る直前の大阪のライヴではじめて聴いた。その前日別の場所で聞いたという他の客から「すごいですよ」と耳打ちされた。新境地を打ち出した感があった。このあたりからバンドが爛熟して過去最高のメンバーだと思えるようになってきた。

大阪でのライヴは客が入らないという時期がしばらく続いたころだった。最近はだいぶましになってきたか。解説を書いている田中啓文という作家も大阪在住で、大阪でのライヴのときはよく見かける。

4「にわとりとんだ」

ヒカシューらしい遊び心に富んだ曲。アルバムではヴォイスは巻上さんだけだけど、ライヴのときは全員でニワトリの声を演奏する。短い曲で、いつ終ったのか分からないとも評される。

5「ニョキニョキ生えてきた」

ライヴでもよくやる曲で、ロシアで大受けしていたけれど、個人的にはライヴでこの曲を聴くのはあまり好きではない。なんとなく歌の部分とインプロの部分のバランスが良くないような気がするからだけど、CDで聴くとすごく良く感じる。「お腹が空いても空気が変でも」貧困と災害の日本を歌っているのだと思う。

6「マグマの隣」

清水さんのピアノから始まる曲であり、「筆を振れ、彼方くん」の後釜としてオープニングの後によく演奏されるようになった。もちろん「地震列島日本」を歌った曲である。

7「生まれたての花」

しっとりと聴かせる曲でもあるし、硬い乾いた印象を与える曲でもある。東北大震災直後の心情を歌っているのだと思われる。

8「夕方のイエス 朝方のノー」

タイトルに「イエス」が入っているのでキリスト教の歌とよく間違われるらしいけれど直接の関係はないとのこと。

朝方は「ノー」だったのに夕方になると「イエス」に変節するという意味だと思う。

私はこの曲を聴くと涙がこぼれる。歌の部分と真ん中のインプロの部分の取ってつけた感がよりバランスを感じさせるのはなぜだろう。

9「もしもしが」

「もしも」と「もしもし」の区別がつかないという曲。語り方による意味の伝え方。ライヴでサックスの音で電話の切れる音を表現したと言われているのは、坂田明さんだったか。現場に居合わせなかったのが悔しい。

坂田さんもときどきゲストで演奏する。巻上さんとのつながりは映画「風の歌をきけ」以来のようだ。巻上さんが「鼠」坂田さんが「ジェイズバーのマスター」だった。

モグラモグラ」「カラスはカラス」というところが好きで、これもつい口ずさんでしまう。

10「あんぐり」

雑誌「ユリイカ」の短歌特集号に載った短歌が歌詞になっている。だからすべて五七五七七になっている。イントロの坂出さんのベースもそうか。「あんぐり」というタイトルには "ANGRY" という意味もかけられているのだろう。2017年のアルバムタイトルとなっている。

11「メロンを鳴らせ!ベルーガ

インプロヴィゼーションの曲。タイトルの意味はわからない。

12「テングリ返る」

「テングリ」というのはモンゴル地方の山の神様の呼び方らしいが、厳密には神様ではなく、中国に伝わった「天」の語源でもあるらしい。

途中で曲調が変わるのはなぜだろうと思っていた。巻上さんの歌詞を元に、坂出さんと三田さんが別々に曲を書いてきて、どちらも良かったので混ぜたということらしい。どちらがどちらの曲かは判断できないでいる。

「風には足が生えている」「足には影が生えている」「影には音が生えている」何とも言えない詩情を感じる。

13「了解です」

「了解です」という言葉は日常生活ではあまり使わないと、巻上さんが言っていたけど、関西では割とよく使うように思う。ゲストヴォーカルで吹雪ユキエとあふりらんぽが参加している。

14「いい質問ですね」

タイトルは私の嫌いなキャスターの言葉らしいけど、内容はAIと人間の相克を歌っている。「グローバルシティの憂鬱」や「デジタルなフランケン」につながるテーマでもあると思われる。

15「至高の妄想」

この曲をラストに持ってきたのもものすごくいいと思った。2017年のベストテューンだろう。

中程のロシア語のリフは「黒の正方形」と「白の正方形」を表している。ロシアアヴァンギャルドの作品が元になっている。

 

おでんは苦手…結果を得るには時間がかかる

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きのうはおでんを作りました。実は私はおでんを作るのが苦手です。どこがどう苦手かというと、つい味が染み込む前に食べてしまうのです。

きのうは午後から塾でしたので、朝にタネを仕込んでひと茹でしました。昼ごはんは違うものを食べて、火を止めて放置。

夜帰ってきたらちょうどよく味がついていました。

おでんのタネに味が染み込むのは、実は煮ているときではなく、煮た後に温度が下がっていくときなので、私が仕事をしている間に出来上がっていたということです。

さて、各中学高校ではきのうから冬休みに入りましたので、生徒たちが通知表を持って来てくれます。

中1の生徒のものが壮観です。ほぼオール5で、上からずらっとAが並んでいます。

やっぱり塾には中1から来て欲しいのです。

小学校のとき余り勉強していなかったとしても中1から正しいやり方で勉強すれば、そんなに学習時間をかけなくても、好きな高校に行けます。

ところが中1の成績が悪くなってから来られると、時間がかかります。成績が悪いということは、勉強してないというのもありますが、間違ったやり方が染み込んでることが多いからです。

それを治すのに時間がかかるわけです。

たとえばワークをやって間違えたときですが、単に赤で解答を写すだけで終わってる人が多いのです。

なぜ間違ったか、どうやったらできるようになるのか、確認して覚えるというのができていないと成績は上がりません。

さっきのおでんの話と同じで、味が染み込むのは冷めていくときなので、すぐにできるようにはなりません。

正しいやり方で、じっくり勉強していくべきなのです。

高校生でなかなか通知表の成績が取れない生徒がいます。中学のときよりも勉強していると言います。

中学校のとき5が取れたからといって、高校で9や10が取れるわけではありません。

科目も増えていますし、難易度も格段に上がっています。おまけにライバルは同じ高校入試を勝ち抜いて来た生徒たちなのです。

期末が思ったように上がらなくて暗くなってる生徒と、話をしました。もう、勉強のやり方なんか話しませんでした。

夢を語り合いました。

ちょっとでももっと勉強してくれればいいのですが。

でも、顔が明るくなっただけでも話して良かった。