一次関数その4
それでは、一次関数はグラフ上ではどう表せられるかを見ていきましょう。
まず、最初に確認するべきことは、一次関数は「直線」になるということです。ですから入試問題のグラフの問題で「直線」と書いてあれば一次関数で考えることになります。
変化の割合”a”は、グラフ上では「傾き」になります、これはエックスがどれだけ増えたときにyがどれだけ増えるかを考えればわかります。
初期値”b”は、グラフ上ではy軸との交点になります。これを「切片」といいます。
よく生徒が間違うことは、y軸との交点のエックスの値が0になるということです。yの値が0になると思い込んでいる生徒が多いのですね。
もうひとつ覚えておくといいのは、平行な直線はすべて傾きが等しいということです。これを覚えておくと結構問題が解けます。
次回は問題の解き方のコツなどについて書きます。