一次関数その5
グラフの問題の解き方。点(〇,◇)を通るとき、と言われたら、基本的に代入で計算します。ほかにも解き方はありますが、代入すると一つ覚えにしたほうがラクです。
二点のときは、連立方程式になります。このへんは一回教えると、大体すーっとできます。
生徒がよくわからないのは、y軸上で交わるというとき。y軸上だから、yがゼロだと思い込んでいます。これは逆で、y軸上はエックスがゼロです。
反対に、エックス軸上はyがゼロです。
それからこれはほとんどの生徒が間違える問題ですが、
たとえば y=3χ-5 のエックスが4増えたときのyの増加量を求めなさいと言われたとき、4をエックスに代入して、3×4-5=7 とやってしまう生徒が圧倒的に多いです。
これは意味がもうひとつ分かっていないからでもあります。増加量はエックスの係数だけが関係があるのです。ここで、-5は、初期値つまりはじめの値なので増加量には関係ありあせん。
よって答えは、3×4=12 となります。
いかがですか。一次関数の重要なポイントについて五回に渡って説明してきました。これを元に、中間テストをがんばってくれると嬉しいです。
ほかにも入試ではグラフ上の面積についてよく問われます。
分からないところがあれば、お気軽にご連絡ください。