基塾長の成績の上がるブログ

名張市内で唯一無二の新型「自立教室」を開塾

このごろMLBの話ばかりで恐縮ですが(あるいは世界で活躍するために)

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私は自動販売機で飲料を買うことはあまりありませんので直接の影響はありませんが、こういうのを見るとまだまだ災害は終わっていないんだと思いますね。

ところで私が大学生のとき(ですからもう三十年以上前のことですが)先輩が「RCサクセションなんて、ローリングストーンズが来たら誰も見なくなる」と言ったことがありました。「ちびまるこちゃん」が「おもひでぽろぽろ」のまがいもんだと言った友人もいました。

確かに類似点もありますし、はじめは模倣から始まったのかもしれませんが、独自の良さがありホンモノであると言えると思います。私はローリングストーンズを聞いてからも忌野清志郎を聴き続けましたし、「おもひでぽろぽろ」を読んでからも「ちびまるこちゃん」を読み続けました。

しかし、MLBを見るようになってからは日本のプロ野球は見なくなりました。私にとってそれはまがい物だったのかもしれません。

MLBを見ていても、日本のアナウンサーが「四番が」とか「打率が」とか言い出すと辟易します。まあ四番打者には多少なりとも意味があり英語では「クリーンアップ」といいます。きれいに掃除するという意味で、一番から三番が出塁したり点を取ったりしたあと、まだ残っている走者をホームに返すという意味です。それを日本ではクリーンナップトリオなどと言ったりします。そんな役割の人が9人中3人もいるなんておかしいと思いますが、いかがでしょうか。

去年くらいからMLBでは一番打者が最強打者であるようになっています。代表的なのはワールドチャンピオンになったヒューストン・アストロズのスプリンガーですね。

きょうはオータニが3番を打っていますが、これはトラウトが休養日なのでひとつ打順が繰り上がっただけです。

打率の良い選手は良い選手と言えますが、打率が良くない選手が良くない選手であるとは言えません。2002年にアスレティックスが地区優勝したとき以来ほぼ常識となっています。当時までは、打率の良い選手が高給を取っていましたので、資金の少ないアスレティックスは打率の良い選手を集められなかったので、データを調べて、打率ではなく出塁率の方が重要であるということが分かって、比較的年俸の安い選手を集めることで強いティームを作ることができたからです。

さらに長打力も重要だということがわかり、出塁率長打率をどのような比率で足せば最も得点力にリンクするかという計算も行われていました。アメリカの放送を見ているとOPSという指標が必ずと言っていいほど表示されます。これは出塁率長打率を単純に足したもので、厳密な数値とは言えませんがざっくりといい打者かどうかを判断することができます。

エンジェルズではトラウトが最も良くて10割以上あります。トラウトは打率も出塁率長打率も良い選手で、スーパースターです。次にいいのはオータニで9割もあります。この終盤に来て打ちまくっていますので打率も3割打つかもしれませんが、それはあまり関係ありません。新人王をとるかどうかは、おそらくホームランの数にかかってくるでしょう。ヤンキーズの新人コンビが数本上を打っていますので、彼らを越せばということになると思います。

アスレティックスは今年久しぶりに強いのですが、打線に3割バッターは誰もいません。しかしOPSは8割前後から9割前後の選手がずらった並んでいます。アスレティックスは現在の成績だけでなく、打球の角度なども調べて潜在能力の高い選手を集めたということです。

さて私はテニスをあまり見ませんが大坂選手の優勝インタビューを見て、彼女のしゃべっている英語と、日本語の訳とが全然違うことに気づきました。「アイムソーリー」と言ったのを「ごめんなさい」と訳しているのだから驚きます。いわゆる日本語英語ですね。「残念です」というくらいの意味でしょう。

スポーツくらいのことなら大勢に影響はないでしょうが、トランプ大統領の発言だったらもっと大ごとになるでしょう。日本語しか知らない日本人はアメリカに騙され搾取されるでしょう。だから英語は勉強するべきなのです。

ヴォランティアというのは「志願兵」という意味です。もちろん本当に志願してやるなら自己責任です。でも、今のオリンピックのヴォランティアの募集の仕方は半強制的です。そういえば特攻隊も志願兵の集まりでした。本当に志願したかどうかは別として。