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私も騙されていました(IWC脱退を聞いて)

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うーん。やっぱり食べ物が絡むと騙されやすくなるんでしょうか。

私は鯨の肉が高いのは、品薄だからだと思っていたんですがどうやら違うようです。むしろ鯨の在庫は余っているらしいです。それなら安く放出すればいいと思うのですが、買い占めと同じようなことで、販売量を調整しているみたいです。もちろん商業捕鯨が認められていないので、備蓄をしておきたいという思惑もあるでしょうが、それにしてももう少し安くできるはずです。

こんなことに気づいたのは今回政府が国会にも図らずなんの説明もなくIWCを脱退すると宣言したからです。

私はIWCのような国際団体は条約で出来ているはずだと思いましたので、条約の締結には国会の承認(事後でもいいんですが)が必要だと思っていました。しかしどうやら憲法には条約の締結については書いてあるが、脱退については明文化されていないというのです。いやそんなん普通に考えたら締結に必要なら脱退にも必要やろう、と思うのが常識的な考え方ですが、穴をかいくぐろうとする卑怯なやからには通用しません。

それでは当の条約自体に脱退の条件が書いてあるはずと思って、その条約を読んでみました。すると脱退は政府からの通告でいいと書いてあるんですね。辞めるのはいつでも辞められるということです。ただし云ってすぐということはできなくて、年末までに通告して翌年5月に脱退できるということでした。それで通告を急いでたんですね。

5月以降商業捕鯨を再開するとして、現在の備蓄を放出するという可能性もあります。鯨の肉が安くなれば結構捕鯨業者も良心的ということになりますが、果たしてどうでしょうか。