生野高校図書委員の机草子っていまもあるのかな
去年の話。
枕草子の暗唱テストの話になって「覚えるコツとかありますか」と聞かれたので、「意味を考えて覚えるといいよ」と。
たとえば「やまぎは」と「やまのは」のちがい。
「やまぎは」は、「山」の「きわ」なので、山の外側になる。そしてそこから朝日が昇る。
「やまのは」は、「山」の「はし」なので、山の内側になる。そしてそこに夕日が差していく。
あと「百回くらい音読したら自然に覚える」とも。
そんなことを言ってたら暗唱合戦が始まってしまった。
「コツ」を聞いてきた生徒は完璧に暗唱できていた。聞かなくてもええやん?!
ところで、高校生のころ図書委員だったのだけれど、委員の集う司書室のテーブルの上に回覧ノートがあって、その名を「机草子」と言った。枕と机、字が似てるよねって。