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中間テストのポイント(中3社会)

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本日衆議院が解散され、事実上の選挙戦が始まりました。

10月10に公示され、22日に総選挙が行われることになりました。

(余談ですが、以前勤めていた中学校で選挙管理委員会担当の教師が「公示」と「告示」の違いを知りませんでした。)

ところで、なんとタイミングが良いことか! 中3の中間テストの範囲が、政治と選挙のところなんですね。

今回の選挙に絡めて言うと、大事なポイントは二つあって、一つは解散・総選挙の仕組みで、もう一つは選挙制度についてです。

記述問題でよく問われる問題に次のようなものがあります。

Q 「小選挙区制の、長所と短所を述べなさい。」

日本の衆議院は、「小選挙区比例代表並立制」(ちなみに、この言葉もよくテストに出ます)を取っています。そのため、政権交代が起こりやすく、勝敗に大きな差が出ます。

A 「民意が反映されやすく政権交代がおこりやすいが、死票が増え少数意見が反映されにくくなる」といったところでしょうか。

この「少数意見を反映させる」ために、比例代表制を並立しているのですが、かえって振り幅が大きくなり、いわゆる「風が吹く」状況になりやすくなります。今回の総選挙では自民党が勝つか、希望の党が勝つかという選挙になりそうです。