中間テストのポイント(中3社会)
本日衆議院が解散され、事実上の選挙戦が始まりました。
10月10に公示され、22日に総選挙が行われることになりました。
(余談ですが、以前勤めていた中学校で選挙管理委員会担当の教師が「公示」と「告示」の違いを知りませんでした。)
ところで、なんとタイミングが良いことか! 中3の中間テストの範囲が、政治と選挙のところなんですね。
今回の選挙に絡めて言うと、大事なポイントは二つあって、一つは解散・総選挙の仕組みで、もう一つは選挙制度についてです。
記述問題でよく問われる問題に次のようなものがあります。
Q 「小選挙区制の、長所と短所を述べなさい。」
日本の衆議院は、「小選挙区比例代表並立制」(ちなみに、この言葉もよくテストに出ます)を取っています。そのため、政権交代が起こりやすく、勝敗に大きな差が出ます。
A 「民意が反映されやすく政権交代がおこりやすいが、死票が増え少数意見が反映されにくくなる」といったところでしょうか。
この「少数意見を反映させる」ために、比例代表制を並立しているのですが、かえって振り幅が大きくなり、いわゆる「風が吹く」状況になりやすくなります。今回の総選挙では自民党が勝つか、希望の党が勝つかという選挙になりそうです。
模試が返ってきた
ぜんけん模試の結果が、さっき宅配便で返ってきました。
とりあえずコピーを取ってそのあとじっくり見ました。思ったほど悪くはないかな。
このままでは志望校に受からないと思える生徒もいます。でも、これから頑張れば大丈夫。
鶏胸肉のケチャップ焼き
いい胸肉が安かったので、廉売のインゲンと合わせて。
宿題は丸写しでよい?
去年のブログのレスキュー。
宿題丸写しでハーバードに入学という記事が流れてきたので読んでみたら、こんなことが書いてあった。
「解くと時間がかかる問題は丸写し&丸暗記すればよい。こうして余った時間は有効に使うのです。」
http://toyokeizai.net/articles/-/136847?page=3
これは正しい。ただしタイトルはやはり煽り。丸写しだけではなく丸暗記。丸写しというと、問題も読まずただ写しているだけに聞こえる。どの教科も丸暗記すればほぼ満点が取れる。
生野高校図書委員の机草子っていまもあるのかな
去年の話。
枕草子の暗唱テストの話になって「覚えるコツとかありますか」と聞かれたので、「意味を考えて覚えるといいよ」と。
たとえば「やまぎは」と「やまのは」のちがい。
「やまぎは」は、「山」の「きわ」なので、山の外側になる。そしてそこから朝日が昇る。
「やまのは」は、「山」の「はし」なので、山の内側になる。そしてそこに夕日が差していく。
あと「百回くらい音読したら自然に覚える」とも。
そんなことを言ってたら暗唱合戦が始まってしまった。
「コツ」を聞いてきた生徒は完璧に暗唱できていた。聞かなくてもええやん?!
ところで、高校生のころ図書委員だったのだけれど、委員の集う司書室のテーブルの上に回覧ノートがあって、その名を「机草子」と言った。枕と机、字が似てるよねって。