トレジャーノート

１月に入ってからの、土日は毎週、入試対策学習会をやっていて、現在３名の中３生がずっとがんばってきてる。

ところがだいたい終了時刻になって、きょうはおしまいというと、「え？　もう？！」というので、じゃあ来週から１時間伸ばそうかと言ったら、喜んでいる。

ふつう塾の時間を伸ばすと言ったら「えー」とか言って嫌がりそうなものなのに。

理由は「家では集中できない」「家ではわからないところを教えてもらえない」ということで、少しでも塾で勉強する時間が増えたほうがいいということらしかった。

ということで、今週の土日は１時間延長した。

その中で話が出たのは、現在学年末テスト１週間前なので、提出課題が出されているわけだが、それをやりたくない、というのだ。それよりも「トレジャーノート」をやるほうが楽しい、と。

「トレジャーって宝物って意味なんや！」と、生徒の一人が驚いていたので、そこからネーミングしたわけだけれど、中身はこういうもの。

みんな、塾では一生懸命勉強するんだけれど、家で復習をしない。復習をすることで定着率が高まるので、ぜひやってほしいと思って考えたものだ。一日一問、できるようになった問題を、寝る前にノートに書き写す、というもので、量も少ないし、書き写すだけだから分からないということにならない。そしてこれをやると「覚えられる」ということが分かったらしい。

高校入試が、生徒たちを成長させている。