自己推薦書
生徒が「自己推薦書の書き方教えてください」と言ってくる。あさって提出とのこと。え! 期末テスト直前やん? 学校の先生何考えとんねん。と思いつつ、書き方を教えた。
内容はともかく、書き方にはコツがある。それを、教えるとどの生徒もすっと書ける。ずっと通い続けている生徒なら、どんなことをしてどんな高校へ何故行きたいか全部把握しているので、代わりに書いてあげることすらできるくらいだ。本人に書かせても、私が書いてもほぼ同じものが出来上がる。まるで、テレパシー能力があるみたいだ。
企業秘密だけれどその一端を書いておく。
① まず、将来の夢や目標を書く。
② その理由を書く。
③ その目標のために最適な高校であることを述べる。
④ 中学時代に自分ががんばってきたことを書く。
⑤ 特にチームワークを実現したことを書く。
⑥ 高校に入ってもリーダーシップを発揮したいという内容のことを書く。
なぜなら、進学の理由は将来の職業選択のためだからだ。いまの中学生は夢がないというけれど、うちの塾生の大半を夢を持っている。集団生活に合わなくて不登校になった生徒も、〇〇になりたいという明確な希望を持っている。
だったら、高校の選択もそれに添って行われるべきだ。今の成績なんて関係ない。(全く関係ないこともないけれど)
どこまでも自分の志望を貫くべきなのだ。それなのにこんなことを学校の先生に言われたと報告してくれた生徒がいる。「ほかに公立高校考えてないの」暗にその高校は難しいから変更したらどうかと言われたのだということを言われた本人も気づいている。
違うだろ。志望校に合格する手助けをするのが教師だろ?!