基塾長の成績の上がるブログ

名張市内で唯一無二の新型「自立教室」を開塾

え? なにこれ、こんなに低いの?

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目を疑いました。数学の平均点が50点を割っているのです。これが中3のテストだったらまだ分かります。入試を見据えて、総合問題を出してくるからです。

「49.9点?!」

名張市立A中学校の、一年生の1学期期末テストの、数学の平均点を見たとき、本当にびっくりしました。もちろん、中1の1学期の中間テストの平均点が一番高く、そこからどんどん下がっていくのは普通のことですが、こんなに下がるとは思っていませんでした。問題を見ても、そんなに難しくなっているとは思えないんだけどなあ、と思いました。

ちなみにうちの塾生の点数はむしろ上がっています。

当塾塾生Mさん 90点 ⇒ 94点

今年(2018年)中間平均点67.9 ⇒ 期末平均点49.9

昨年(2017年)中間平均点67.7 ⇒ 期末平均点63.4

うん。昨年は普通だ。

これは一体何を示しているのでしょうか。

最も考えられやすいのは、問題ミスです。学校の先生は通常、平均点が60点くらいになるように問題を作ります。それを大きく外れる場合は、問題が難しすぎたということになります。

しかし、今回問題をよく見ても、そんなに難しくなっているとも思えないのです。

ということで考えられるのは、学校の先生の授業が下手なのか、生徒の学力が極端に下がっているかです。まあ先生の授業が多少下手でもこんなに下がるのはあまり考えられません。

では、やっぱり生徒の学力が下がっているのですね。そして、当塾の塾生のように点数が上がっている生徒もいるわけですから、上位と下位に学力格差が広がっているように見受けられます。

これはほんとうに憂慮するべき事態ではないでしょうか。

成績のいい生徒はどんどんよくなり、良くない生徒はどんどん下がっていく。そんな事態になっているわけですから。1学期の中間テストなので、まだ大して難しくありません。文字式の計算です。これが二学期になると方程式に入りますから、現在30点40点の生徒は、全くついていけなくなるでしょう。

これを解決するために、進学塾に慌てて入っても多分解決にならないでしょう。

うちに来てくれたらいいんですが、うちは余りにも小さい塾なので、引き受けられる生徒数は限られています。A中学校の1年生なら、あと数名程度ですね。