基塾長の成績の上がるブログ

名張市内で唯一無二の新型「自立教室」を開塾

ショータイムは終わらない

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もう今回はほんとにMLBだけの話し。

きょうでレギュラーシーズンが終わったので、春から話題のオータニ選手の今シーズンも終了した。所属するエンジェルズがポストシーズンに進めなかったからだ。

エンジェルズでは監督のソーシアも19年間つとめた監督を引退すると発表された。日本のメジャーリーガー1号のマッシームラカミは、野球解説者を引退するらしい。

なんだか終末ムード漂ってるけど、メジャーリーグはまだまだこれからである。

特にナショナルリーグではとんでもないことが起こっている。西地区と中地区で、同率首位で終わったからだ。これによりあしたタイブレークが二試合も行われることになる。勝ったら、地区優勝、負けたらワイルドカードでまた1試合の決勝が行われる。どんだけハードなんだよ。

なんとなく、すでに地区優勝が決まってる東地区のブレイヴズが有利なように思う。いや、もう私の予想ではブレイヴズがワールドチャンピオンだ。1番打者が新人王確実のアクーニャだからだ。昨年はスプリンガーという最強1番打者を擁したアストロズがワールドチャンピオンになった。今年はアクーニャが最強1番打者だから。

あと、アメリカンリーグの新人王は、やっぱりヤンキーズのアンドーハーが有利。レギュラーシーズンだけの成績で決まるから、きょう投票が行われている。発表は、ワールドシリーズのあとになるけれど。

オススメの辞書はありますか。

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この歳になって読んでない本の多いことに愕然とする。

ドフトエフスキーもトルストイも短篇しか読んでないし、プルースト源氏物語も通読していない。

でもまあバルガス=ジョサやバーセルミ笙野頼子は読んでるんだからいいじゃないか、とも言える。

ところで辞書の話し。

FB Fが、オススメの辞書はありませんと書いてるのに触発されて。

実はオススメの辞書はあります。でも高いのでなかなか買えない。ものすごく低予算な塾をやってるもので。

とりあえず家にあった辞書を用意した。

小学生のときから使ってる、新明解国語辞典初版。手垢だらけ。アラレちゃんのシールが貼ってある^^;

さらにこれも小学生のときに買ってもらった、コンサイス英和辞典。ち、小さくて読めん。老眼だし。

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それから日本国語大辞典。これは押入れに入っている。たまに出して来て生徒と見る。

いずれも古いので現代語が載ってない。

大辞林があれば…

中学生用の英和辞典が要ると思って、近所のブコフで一冊買った。生徒たちもみんな持ってるやつ。

最近高校生が増えたので、古語辞典と漢字辞典も、ブコフで探して来た。

高校生以上の英和辞典がない。まあみんな自前のを持って来てくれるけど。岩波の中辞典が欲しい。1万円もする…

このごろMLBの話ばかりで恐縮ですが(あるいは世界で活躍するために)

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私は自動販売機で飲料を買うことはあまりありませんので直接の影響はありませんが、こういうのを見るとまだまだ災害は終わっていないんだと思いますね。

ところで私が大学生のとき(ですからもう三十年以上前のことですが)先輩が「RCサクセションなんて、ローリングストーンズが来たら誰も見なくなる」と言ったことがありました。「ちびまるこちゃん」が「おもひでぽろぽろ」のまがいもんだと言った友人もいました。

確かに類似点もありますし、はじめは模倣から始まったのかもしれませんが、独自の良さがありホンモノであると言えると思います。私はローリングストーンズを聞いてからも忌野清志郎を聴き続けましたし、「おもひでぽろぽろ」を読んでからも「ちびまるこちゃん」を読み続けました。

しかし、MLBを見るようになってからは日本のプロ野球は見なくなりました。私にとってそれはまがい物だったのかもしれません。

MLBを見ていても、日本のアナウンサーが「四番が」とか「打率が」とか言い出すと辟易します。まあ四番打者には多少なりとも意味があり英語では「クリーンアップ」といいます。きれいに掃除するという意味で、一番から三番が出塁したり点を取ったりしたあと、まだ残っている走者をホームに返すという意味です。それを日本ではクリーンナップトリオなどと言ったりします。そんな役割の人が9人中3人もいるなんておかしいと思いますが、いかがでしょうか。

去年くらいからMLBでは一番打者が最強打者であるようになっています。代表的なのはワールドチャンピオンになったヒューストン・アストロズのスプリンガーですね。

きょうはオータニが3番を打っていますが、これはトラウトが休養日なのでひとつ打順が繰り上がっただけです。

打率の良い選手は良い選手と言えますが、打率が良くない選手が良くない選手であるとは言えません。2002年にアスレティックスが地区優勝したとき以来ほぼ常識となっています。当時までは、打率の良い選手が高給を取っていましたので、資金の少ないアスレティックスは打率の良い選手を集められなかったので、データを調べて、打率ではなく出塁率の方が重要であるということが分かって、比較的年俸の安い選手を集めることで強いティームを作ることができたからです。

さらに長打力も重要だということがわかり、出塁率長打率をどのような比率で足せば最も得点力にリンクするかという計算も行われていました。アメリカの放送を見ているとOPSという指標が必ずと言っていいほど表示されます。これは出塁率長打率を単純に足したもので、厳密な数値とは言えませんがざっくりといい打者かどうかを判断することができます。

エンジェルズではトラウトが最も良くて10割以上あります。トラウトは打率も出塁率長打率も良い選手で、スーパースターです。次にいいのはオータニで9割もあります。この終盤に来て打ちまくっていますので打率も3割打つかもしれませんが、それはあまり関係ありません。新人王をとるかどうかは、おそらくホームランの数にかかってくるでしょう。ヤンキーズの新人コンビが数本上を打っていますので、彼らを越せばということになると思います。

アスレティックスは今年久しぶりに強いのですが、打線に3割バッターは誰もいません。しかしOPSは8割前後から9割前後の選手がずらった並んでいます。アスレティックスは現在の成績だけでなく、打球の角度なども調べて潜在能力の高い選手を集めたということです。

さて私はテニスをあまり見ませんが大坂選手の優勝インタビューを見て、彼女のしゃべっている英語と、日本語の訳とが全然違うことに気づきました。「アイムソーリー」と言ったのを「ごめんなさい」と訳しているのだから驚きます。いわゆる日本語英語ですね。「残念です」というくらいの意味でしょう。

スポーツくらいのことなら大勢に影響はないでしょうが、トランプ大統領の発言だったらもっと大ごとになるでしょう。日本語しか知らない日本人はアメリカに騙され搾取されるでしょう。だから英語は勉強するべきなのです。

ヴォランティアというのは「志願兵」という意味です。もちろん本当に志願してやるなら自己責任です。でも、今のオリンピックのヴォランティアの募集の仕方は半強制的です。そういえば特攻隊も志願兵の集まりでした。本当に志願したかどうかは別として。

オータニの二刀流は成功したと言えるか(そしてもうなくなるかも知れない日本の中高生へ)

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MRIで再び右ひじの腱に損傷が見つかったという。LAAのオータニ。いますぐどうこうというものではなさそうだけれど、当分投げられない。問題は手術をするかどうかで、手術をすれば来シーズンは投げられないし、その次のシーズンも微妙なところとなる。

打者としては、大丈夫そうで手術をしなければこのままホームランを打ち続けるだろうし、手術をしても、来シーズンもDHとして出場できる。野手出身の野球解説者によると、ひじを痛めたが手術をしないで出続けたという。打撃には問題なかったが、スローイングのときは痛かったという。だからやはりDHのみでの出場になるだろう。

さて、オータニの二刀流でのMLB挑戦は、成功したと言えるかどうか。

言える! と私は思う。最初は懐疑的だったアメリカのメディアも、こぞって注目しているし、高校の夏休みの宿題にも登場している。これを成功と言わずしてなんという。

ホームランもすでに18本打って、ジョージマの一年目のホームランの数に並んでいる。(9月7日現在)

アメリカンリーグの新人王最有力候補であるNYYのアンドゥハーがいま23本だから、彼を抜けば新人王も取れる。五本差なので可能性はある。ここ二試合で三本打ってるわけだし。

来シーズンは打者に専念するだろうから、三割三十本百打点三十盗塁も可能だろうし、三冠王だって獲りそうだ。

ダ・ヴィンチの人体図にもなぞられるオータニの活躍は、私の晩年の大きな愉しみの一つになった。

ところで台風や地震で大きな被害が出ている。国の指導者は災害対策なんてどこ吹く風、数合わせに奔走している。

中学生・高校生の諸君! 君たちが大人になったとき、もう日本はないかもしれない。

世界で生きていくために、君たちが今するべきことは、オリンピックのヴォランティアなんかではない。

勉強することだ。勉強して勉強して能力を高めて、世界のどこででも戦えるようにすることだ。

食虫植物/酒池肉林

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本日、大谷投手の復帰戦ですね。とっても楽しみです。

ところで、こないだ「酒池肉林」の肉の意味が初めてわかりました。牛肉だったらしいです。

このことばは中国最古の王朝とされる「殷王朝」のことを表していて、殷王朝といえば甲骨文字で知られています。甲骨の甲は亀の甲羅ですが、甲骨の「骨」は、牛骨だったということです。牛の肩胛骨を火であぶって占いをしたわけです。ということは、一度占いをする度に一頭の牛を屠ることになるので、そのさい一頭分の牛肉も得ることができるわけですね。しかしそんな頻繁に屠るということは、たくさんの牛を飼っていたということです。牧畜が盛んだったに違いありません。

そして「酒」のほうですが、こちらはよくわかりません^^;

穀物は栽培されていたようですのでそれを発酵させていたのは間違いなさそうですが、どんなふうに発酵させていたのか、蒸留はしていたのか、わかりませんでした。

どなたかご存知の方がおられましたらぜひご教示下さいませ。

ところで当塾では「食虫植物」を飾りました。コバエを食べてくれたらなあと思って買ったのですが、食べてくれているのかどうかよくわかりません。一義的には観葉植物だと思います。生徒たちが「かわいい」と言ってくれているので、助かります。

植物でさえ肉食なのですからヒトも肉食でいいのではないでしょうか。

台風がまた近づいていますね・・・あるいは消しゴムの話

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今年は何度も台風が名張に接近していますね。幸いまだ名張では大きな被害は出ていないようで、もしかしたら優秀な要害なのかなと思いますが、油断は大敵です。

私が台風について調べるときに見るのは、気象庁の台風情報のページです。

気象庁 | 台風情報

こちらを見ると、台風の経路図を見ることができますのでだいたいいつごろ上陸するかがわかります。ただ注意しなければならないのは、台風は予報円の真ん中を通るわけではないことです。9月3日午前3時の段階で台風21号の予報円を見れば、左端を通れば九州東岸から四国中国を通りますし、右端を通れば伊勢湾あたりに上陸します。

名張に来るかどうかは今のところわからないのです。

そんなときもうひとつ見るのは、「暴風域に入る確率」です。

https://www.jma.go.jp/jp/typh/storm-330.html?t=1821

これを見るとだいたい4日の朝から昼にかけて伊賀地域が暴風域に入りそうだということがわかります。ただしこれもあくまでも確率ですが、地震の予想よりはよっぽど確実なので、警戒が必要です。

写真は塾のテーブルの上です。学習会が終わり生徒たちが帰ったあとのもので、消しゴムかすが真ん中あたりに集められています。こうしておいてもらうと掃除が楽なのでとっても助かります。

下記のような短歌があります。

消しゴムも筆記用具であることを希望と呼んではおかしいですか /岡野大嗣

この短歌なんかを読むと、子どもたちが消しゴムばかり使うことが理解できますが、私は若いころは「消しゴムは使うな」という指導をしていました。これ自体は間違ってはいなくて、消しゴムで消す時間は思考の妨げになるので無駄だからです。

たとえば灘中学校に合格した小学生は消しゴムは使わないで、難問をノートの見開き2ページに渡って式や図を書いて解答を導いていました。

でも、消しゴムは生徒たちの精神衛生上必要なのですね。いまはちょっとおおらかになって「間違いは消していい」ことにしました。筆算とか合ってるのに消すのはちょっと違うと思いますけどね。

ロブ=グリエに「消しゴム」という小説があります。光文社古典新訳文庫に入ったとき購入者プレゼントとして「高級消しゴム」(まだ使っていません^^;)を貰った記憶があります。

この小説はフランスのいわゆる「ヌーヴォーロマン」というもので、難解であることが知られています。しかし読んでみると、難しいというよりも飄々としていてなかなか面白かったのです。

殺人?事件が起こり、探偵が派遣されますが、この探偵いっこうに事件を解決する気がないみたいで、ことあるごとに文房具屋に寄って「あのときの消しゴム」を探します。しかしどこに行ってもその消しゴムは売っていなくて、別のものばかり買う羽目になります。まあ人生を象徴しているわけですね。

(この本は塾に置いてあるので貸出できます。一般の方にもお貸しできますのでよろしければお越し下さい。ただし要身分証明書です・・・)

www.kotensinyaku.jp

選挙割りいたします

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あ、選挙割するの忘れていました。きょうは名張市議会議員の投票日でした。

選挙のたびにいっていることですが、日本の選挙は秘密選挙であるということは中3で習います。秘密選挙とは「誰に投票したか」分からないということです。だからひとりひとり仕切られたところで書いて鍵をかけられた箱に投票するわけですよね。

ただし、これは習わないんですが、「誰が投票したか」は分かるようになっています。投票者名簿があって、そこに誰が来たかチェックするようになっているからです。これは重複やなりすましを防ぐためにやっているわけですが、結果的に誰が投票して誰が投票していないかわかってしまうわけです。

年齢層別の投票者数もわかりますので、投票者数の多い年齢層に合わせた行政が行われるようになります。いまのところ、年齢の高い人の方が投票に行く傾向がありますので、そういう方々向けの行政が手厚くなり、選挙に行かない若い人向けの政治は先送りされる傾向があります。

18歳に選挙権が引き下げられ、18歳の人の投票数は多いようですが、その上の19から20代前半は投票率が低いようです。

きょう塾で行われている模試の作文の問題はまさに選挙権についての問題でした。

そうそう。選挙割。これは選挙に行った人対象に割引をするというものです。大抵はレストランや居酒屋などがやっているのですが、当塾でもやっています。

2018年9月から入塾される方の保護者(高3なら本人という場合もありますね)の方が投票に行ったということであれば、入塾金を無料にいたします。

ほんとうは写真のような証明書を持ってきて欲しいのですが、告知が遅くなってしまったので自己申告で構いません。「市議会選行きました」と言ってくださればOKということにいたしましょう。