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生まれて初めて買いました(そして英語を勉強するべき理由)

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生まれて初めて「ジーパン」を買いました。最近では「デニム」というのでしょうか。でも英語の商標には「プリシュランク・ジーンズ」と書いてありますね。ではやはり英語では「ジーンズ」というのでしょうね。「pre-」という接頭語は「予め」という意味で「プリペイドカード」とかいいます。「shrunku」は「shrink」(縮める)という動詞の過去分詞。合わせると「あらかじめ縮められたジーンズ」という意味。ジーンズは洗うと縮むから、最初からそうしてあるということでしょうか。

子供の頃にはもしかしたら履いたことがあったかもしれませんが、少なくとも大人になってからはジーパンを履いたことがありませんでした。なんででしょうね。まあ恐らくはあまのじゃくで、猫も杓子も履いているからはかないということだったのでしょう。この年になるとどうでもいいので、安かったので買ってみました。ポケットにボタンが付いていないので財布入れられないことに後で気づきましたが。

ジーンズとは関係なく、塾で「英語を勉強するべき理由」について話しました。

ご存知でしょうか。アメリカの通商代表が日本に対してFTAを強く迫ると発表しました。FTAが、自由貿易協定(Free Trading Agreement)の略だということはご存知だと思いますが、その中身についてはたとえばウィキペディアを見たってわかりません。

FTAの本体だけなら、お互いに関税をかけないということなので、いいことだと思われるかもしれません。しかし、そこには付帯項目がたくさん付いてきて、それは英語で書かれ、日本語訳は公式には存在しません。しかも、単なる英語ではなく法律用語満載の難しい英語で書かれているというのです。

たとえば牛肉なら、いまもアメリカの安いものが流通しています。FTAにはおそらくアメリカより安い値段で売ることは「妨害」とみなされ、損害賠償請求されると書かれると思われます。(外国ではすでにアメリカが同様の裁判を行いアメリカが勝っています。)

これが、薬品や健康保険にも当てはめられるようになります。つまりアメリカより安い値段で薬品を売ることができなくなります。そしてアメリカの薬品は牛肉のように「安い」わけではありません。ということで裕福な人しか薬を買うことができなくなります。また、現在日本では健康保険は国と組合だけしかやっていませんが、これが民営化され、アメリカより安い保険料を課すことができなくなります。

「英語なんて将来使わないしい」とか言っている中学生が大人になったとき、アメリカの食い物のされるのが目に見えています。だから英語を勉強するべきなのです。