Please be careful.
今年から高校に入った生徒が、目の前で英語の勉強をしていて、英文を声に出して読んでるのを聞いてると、やけに発音が上手になっていることにびっくりしました。
中3のときの発音はもっとひどかったのですが、まあ発音は入試にあまり関係ないのでそれほどうるさくは教えていませんでした。もちろん正しい発音の見本は見せていましたが。
どうして急に上達したのかと思っていると、突然、Doors of right side open.Please be careful.とか言い出しました。電車通学を始めて車内放送を聞いて覚えてしまっていたのです。外国語での放送、こんな効用もあったのですね。
失敗しない塾選びのために
そっか。ワンオペって言うのか。一人で何もかも回すと言う意味らしい。
うちの塾もずっと一人でやってきたし、小中5教科対応は当たり前で、受験用の自己推薦書の作成法やら夏休みの読書感想文やら面接の練習やら一人で何もかもやってきました。
一応5教科に限定しているのは、技術・家庭や音楽の質問に、まあ大抵は答えられるのだけど、答えられないときもあるから。
高校生も大学受験の難問以外は全て対応しますが、一応京大生のスタッフに週一で補助に入ってもらうことにしました。この時点でワンオペではなくなったわけです。
むしろワンストップと言った方がいいかも。一箇所で何もかも揃うと言う意味です。中学受験、高校受験、大学受験、不登校、なんでも対応しています。
個別指導のなんとか義塾あたりも、全学年対応していますが、アルバイト講師の力量に左右されます。
それとどこが違うかと言うと。
宇宙船ビーグル号という古典的SFがあって、そこには多数の科学者が乗り込んでいるのだけれど、それだけでは問題解決に至らない。そこで登場するのが、総合科学者というやつで、専門家と専門家の力をどう総合するかという役割を担います。
塾長というのは、この総合科学者のようなものかと思うのです。
いまどき分からないことはGoogle先生に聞けば大体わかります。ただしネット上の情報は虚偽もあります。その真贋の見分け方も必要かも知れません。
いろんな先生の助けを借りることもできますが、そのネットワークのハブを作ることも役割でしょう。
中間テストの数学で失敗しないために
youtu.be因数分解の解き方をYouTubeにアップしました。参考にして下さると幸いです。
本当は因数分解の前に、展開公式の習得が必要です。
まあたいていの生徒は、しゅっと覚えてしまうんですが、中にはそうではない子もいます。そういうときは、この動画と同様に、横について解いてみせます。ただし、この動画ほど喋りません。手の動きで見せる感じです。
解いてみて覚えるのが一番いいと思うのですが、図式化して覚える方法もあります。
展開というのはかけ算なので、面積図を書いて説明することもできますがあまりやりません。小学生あたりには面積図はとても有効なのですが、中学生以上の場合、有効性がじゃっかん疑われます。
〇とか△とかの印を使って覚える方法です。今ここに書こうとしたのですが、どうやらこのエディタでは上つき文字が書けなさそうなので断念いたしました。詳しいことをお知りになりたい方は、メールでもください。
5月の半ばには、各中学校・高校で中間テストが実施されます。
名張さかえ進学教室では、テスト前学習会を開催いたします。
お気軽にお問い合わせください。
0595-51-6724
潰れない書店って
これは前にも書いたと思うけど、かつて奈良県にロイヤルブックスという書店があって、ときどき行って月に一冊くらい購入していた。引き出しにそのときのブックカバーが入ってたのが上の写真。
光るウロコのような板を並べた看板に、ロイヤルブックスではなくて、ロイヤルブクッスと書いてあったので、その店のことを私たちは、「ブクッス」と呼んでいた。でも、しばらくすると閉店してしまった。多分月に一冊くらいではダメだったのだ。
書店はどんどんなくなっていく。
近鉄の大和八木駅と橿原神宮前駅の構内にあった「若草書店」も3月で閉店してしまった。電車の乗り換えの際に寄るのが便利だったので、入荷していない本も取り寄せてもらって購入していた。それでも潰れてしまうのだ。
町の書店はやっていけない。というのはもう既定路線だろう。もうちょっと行きにくいところにしか書店がない。もちろん都会まで出れば大型書店はある。ネットで注文してコンヴィニエンスストアで受け取ることもできる。
でも、ふらっと寄ってなにか出てないか見る楽しみというのは失われた。誰かやらないかというくらいなら、自分でやるべきだ。
それで調べたんだけれど、昔ほど参入障壁はないようだ。1冊から仕入れることができる取次ぎというのも存在することがわかった。問い合わせのメールを送って、申し込みの仕方はわかった。利益は出ないまでも、損はしないくらいのやり方は出来そうだと思った。「やろう」と思ったのだけれど、いろいろ具体的なことを考えているうちにひとつだけどうしても引っかかることが出てきた。
古書店ではない新刊本の書店の場合「定価」でしか売ることができない。その定価は税込で一円単位までの細かい金額になる。
「お釣りがめんどくさい」
そう、実は塾の方も、おつりを出すのがいやなので1000円単位でしか学費を決めていない。余計なところに労力をかけたくない。だからちょっと書店もダメだ。古書店なら値段は勝手に決められるから、まあ100円単位くらいなら。やっぱり古書店かなあ。ちょっと考えさせてください。
高校一年生でスタートダッシュを決める方法(音声だけでも結構質問できる)
写真は某塾の窓貼り広告ですが、いつも思うのですがこういうのって意味があるのかなあ。ということで、当塾でも上記の高校に合格しているわけですが、そのうちのひとりとzoomというテレビ会議室でセッション。テレビ会議室と言いながら、パソコンにカメラが搭載されていないということで、音声で学習会を行ないました。
When I was walking along the street,I was spoken ( ) by a foreginer.
1.at 2.from 3.in 4.to
上記の問題で生徒さんいわく「どれも入らない気がするんですが」
確かにこういう問題は最近は中3では習わない。うん十年前の私が中3の時には習いましたが。
文の後半は「was spoken」と、be動詞+過去分詞の形になっているので、受動態の文になっていることがわかります。speak の意味は「話す」なので、「話された」という意味になります。勘のいい人はこの辺で「あれ?」と思われるでしょう。
受動態になる前の能動態の文を考えるとはっきりします。
A foreginer spoke ( ) me.
「ある外国人が私に話しかけてきた」という意味になりそうですので、方向を表す前置詞である「to」が入りますよね。
こういった説明を納得してもらえるまでしています。
当塾のオンライン学習会は1セッション1000円からです。
お問い合わせはお気軽に・・・0595-51-6724
または、下記のHPのメールフォームからどうぞ。
高校でスタートダッシュを決める学習法(または「YouTuberになりたいなあ」)
昨日の夜9時半ごろ、今年高校に入学した生徒から当塾のチャットルーム(ネット上の質問教室)に、緊急の質問が来ました。春休みの数Ⅰの宿題で、あした「宿題テスト」に出るとのこと。「いやここは出えへんやろ」と思ったけれど、説明をしました。昨夜は早めに塾が終わっていたので、既に帰宅していたため電話で説明をしました。
これは多分中間テストに出るところ。もうこんなところを予習している。高校受験でかかったエンジンが持続している。このまま続いて欲しい。私が高校生になったときは数学教師の心ない言葉に傷ついて一気に冷めてしまった。そんなことが起こらないように願いたい。
そういえば別の高校に進学した学校の自己紹介時に、だれかが「趣味はYouTubeを見ることです」と言ったらしい。
私は唸ってしまった。そんなものが趣味になるとは。私たちの時代で言えば「テレビを見るのが趣味です」と言っているようなものだという感覚がある。そんなことを平気で言える高校生がいることにショックを受けました。しかも結構な進学校なのに。
趣味といえば「読書」「音楽鑑賞」「映画鑑賞」などが定番だった。大学生になったときに先輩に「読書や映画鑑賞は趣味にはならない。それは義務である。年間百冊の本を読み百本の映画を見るべし」と言われるまではそう言っていました。
ところで、さっきの質問の説明をYouTubeにアップしました。ご覧下さい。
youtu.beYouTuberになりたいなあ。